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2009年8月12日 (水)

-1,005、ケニア産卵

090812010908120209081203090812040908120509081206レッドレッグAメスと同居中のベビーが、地表によく出るようになってきました。餌が少なくなってきたのかもしれません。1匹表面の具合が良くないベビーもいます(写真上左の右。一緒に写っているベビーと比べると、細く痩せているように見えますが、この次の脱皮で同じ程度になります(初期のベビーは細長いので、この程度が標準です))。このケースには見落とすサイズのベビーはいないはずので、土の交換をすることにしました。
ケースをひっくり返すと、小さな糞がザラザラと出てきました。ベビーは25匹いたはずですが、20匹に減っています。死骸は見当たりません。大量に発生しているトビムシが分解した可能性もあります。脱皮前らしいベビーは3匹いました。幸い直前直後ではないようだったので、これで脱皮を失敗する心配はないと思います。アダルトは7匹とも元気です。トビムシは地中まで大発生していて、軽く1,000匹はいたと思います。トビムシの引っ越しまでは無理なので、申し訳ありませんが捨てさせてもらいました。何匹かヤスデにくっついて引っ越したようなので、またすぐに殖えると思います。ひとまず新居の住人は1,005匹ほど減りました。
レッドレッグAオスケースを見ると、レッドレッグの脚の中にバルバドスがすっぽり入ってもがいています(写真上右)。面白いのでしばらく眺めていると、自力で脱出しました。
続いてケニアの食事交換をするため、まずD ケースを取り出してキュウリを入れていると、白いものが目に入りました。卵です。驚いてさらによく見ると、6粒見付かりました。親の時と同じく、むき出しです。卵塊もあるのではないかと探したところ、ひとつそれらしいものがあったので、軽く押さえると、これも親のときと同じく、簡単に割れて卵が出てきました。レッドレッグと違って、ケニア(タンザニア)は卵塊作りが下手なようです。
卵のうち1つは、殻だけになっていました。もう孵化をしたベビーが地中にいるかもしれません。残りの卵5粒と卵塊に入っていた1粒、計6粒の卵は、ひとまずカップに移動しました。親のときとレッドレッグの経験上、地表に出てしまっている卵以外は、親と同居で問題ないと思います。
親は地表にいる二匹の可能性が高いです(写真下右。手前にいるのはシロです)。成虫になったのも交尾をしていたのも卵塊を作っていたのも、全然気付いていませんでした。このところの食欲がすごかったのはこれで納得しました。早く孵化した組と考えると、孵化から約1年8〜9ヶ月で産卵可能なことになります。タンザニアの繁殖は難しいイメージがあったのですが(以前タンザニアはなかなか繁殖しませんでした)、今回は何が良かったのでしょう。

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ヤスデ:日記(08期・2009.8〜)」カテゴリの記事

コメント

わあ、すごい!これでライフサイクルの一端が分ったことになりますね。えーっと、ウチにいる子たちはどうなったのかなあ。死亡者はいませんが・・・愛情のかけ方が違うんでしょうねえ。

やー、びっくりしました。うち(日本)で育ってるから殖えやすかったのかも?WCはなかなか殖えませんもんねぇ。

コブさんちのベイビーズは大中小混ぜたので、これからどんどん大人になると思いますよ〜。

レッドレッグ。

家に居るチビたちはまだまだでしょうかねぇ~

でも、大分大きくなってきました。

ところで、池さんはタマヤスデの飼育はされないんですか?

私の周りでも、チャレンジ者が出てきているのですが。

やはり、ハードルが高そうです。

こんな記事を掲示板に書かせてもらいました。

http://higemushi.bbs.fc2.com/" target="_blank">http://higemushi.bbs.fc2.com/

「もし、飼育に成功するなら池さんかなぁ~」と思います。

私はズボラ飼育ですから・・・。

一度チャレンジしてみませんか?

タマヤスデ、可愛いんですがねぇ~

レッドレッグは(ケニアも)

地表にいる時間が長くなると大人間近です。

オスは交尾可能サイズになると

脚がそれまでと比べて長く太くなっているので

分かりやすいと思いますよ。

タマヤスデ、可愛いですよね。

でも殺してしまいそうで…。

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