脱皮明け食
脱皮を終えたレッドレッグが、じわじわと抜け殻を食べています。
今年は去年に比べてコバエが少ないです。トビムシが多いとコバエが少なくなるような気がします。
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脱皮を終えたレッドレッグが、じわじわと抜け殻を食べています。
今年は去年に比べてコバエが少ないです。トビムシが多いとコバエが少なくなるような気がします。
猫にもできる豚足くん
乾 公正 著
2008年12月
獣の標本作成ガイド 解剖編
西澤真樹子 編集
なにわホネホネ団事務局 2005年
◇大阪市立自然史博物館
朝ケースを覗くと、レッドレッグAメスが脱皮していました。別のアダルトが、丸まっている中心あたりに頭を突っ込んでいて、どうも抜け殻を食べているようです(写真左)。脱皮明け個体が大丈夫か気になりましたが、しばらくしてのぞくと、ちゃんと脱皮できていました(写真中央)。
レッドレッグBのお母さんはまだせっせと団子を作っているようです(写真右)。Aの地表を歩いていたベビー6匹をBへ移動しました。
ケニアEの地表にいる組はもうはっきり交尾器が分かります。
最近ヤエヤマのメスもよく出てくるようになりました。
火を熾す
ジャック・ロンドン(スイッチ・パブリッシング 2008年)
わるくちのすきな女の子
安房直子(ポプラ社 1989年)
坂の上の雲 2
司馬遼太郎(文春文庫 1999年)
◇吹田市立図書館(2009年8月31日、9月22日、10月6日返却)
妹から少し早く誕生日プレゼントが届きました。リンゴブローチの中を開くとヤスデが住んでいます。
朝、旧レッドレッグBメスケースに歩いているベビーを見付けました。新ケースに移しておこうと新ケースのフタを開けると、アダルトが1匹地表で丸まってもぞもぞしています。先月団子(卵塊)を作っていたときの動きに似ていたので、近づいて確認すると、体の下にいくつか卵塊らしきものが見えています。ピンセットでひとつ取り出してカッターで慎重に割ってみると、やはり中から卵が出てきました(確認後、またくっつけて地中に埋めました)。
引き続きもぞもぞしているメスの観察を続けていると、脚の隙間から時々卵が見え隠れしているのに気付きました。これから団子に卵を入れるようです。期待して見ていると、さらに10分ほど団子をまわした後、ふいに外側に卵を出しました。いよいよかと思いましたが、片側の脚でそれを持ちながら、まださらに団子を触り続けています。10分ほどその作業を続け、やっと卵を脚の内側に入れ込み、団子を抱え込むような形で頭でギュッギュッと押すような動きを繰り返し、頭を伸ばして団子を離しました。これで卵塊の完成のようです。なかなか丁寧で気長な作業です。
上記の作業と同時に、今まで作ってあった団子と同じ場所に、糞をいくつか排泄していました。カモフラージュ用の糞でしょうか。
団子を抱え込んで作業しているため、近くで見ていても、結局何をしているのかはよく分かりませんでした。今回は少し動画も撮ってみました。
環境が(良く)変わったので、また産卵したのだと思います。交尾からはもう8ケ月経っています。一体いつまで産むことが出来るのでしょう。
バイトから帰って電気をつけると、レッドレッグBオスケースがうじゃうじゃしていました。やはり夜行性なのだなと思います。
食事交換をしようとレッッドレッグBメスケースを開けると、さらにトビムシが増えていました。あまりの多さに環境が不安になってきたので、新しいケースをセットし、ひとまずそこへアダルト5匹を移すことにしました。旧ケースの土は卵塊があるので、そのまま残しておきます。混ぜ返すのも良くなさそうなので、5匹いるはずの5月以前生まれのベビーは、地表に出てきたのを見付けたら移すことにして、旧ケースに残留です。
今日のキュウリはやたらと好評です。最近バルバドスのベビーがよく地表に出てくるようになりました。ヤエヤマも4匹とも出てきています(手前の色が薄いのがメスです)。
レッドレッグオスたちは最近ますます交尾(オス同士)に励んでいます。身繕いしている姿も時々見かけます。
ふとケニアDを見ると、交尾をしていました。ケニア(タンザニア)の交尾を見るのは久しぶり(2代目の交尾を見るのは初めて)です。オスはどの個体か分かりません、というより、よっぽど特徴がある個体しか覚えていませんが、メスはシロでした。先日の卵の母親はシロとみて良さそうです。シロはあまりきれいに脱皮できていなかった上いつまでも白っぽく、弱いのではないかと思っていたので、やや意外です。子どもにそういうことは影響しないのかも気になります。交尾後、シロは何か白いものを持っていました。
ケニアの土の様子が、ケースによってかなり違ってきました。ACDEは固まっていますが、Bのみほとんど固まっておらず、Dはこのところかなり湿っています。ベビーの大きさや産卵に関係あるのでしょうか。
先日うっかり触ってしまった脱皮明けのレッドレッグベビーは、移動していなくなっていました。ひとまず大丈夫だったようです。
Aメスケースにいる3.5センチくらいのベビーが、クヌギを抱えてかじっていました。
◇フジちゃん
またレッドレッグBメスケースにベビーが出てきていたので、Aメスケースに引っ越しさせることにしました。まず水入れのそばに丸まっているのを移動しようとつまんだら、明らかに柔らかく、慌てて離しました。脱皮明けだったようです(写真左)。丸まっているのは珍しいと一瞬思ったにもかかわらず触ってしまい、不注意でした。傷などはつかなかったようなので大丈夫だとは思いますが、心配です。移動はやめて、そのままにしておきました。
もう一匹歩いているベビーは脱皮明けではなさそうなので、予定通り引っ越しさせました。引っ越す際に観察してみると、片方の触角がほとんどありません。特に支障はなさそうですが、触角のない個体は初めてです。次の脱皮で戻るでしょうか。
Bオスケースの食事交換をしていると、2匹こちらに向かって立ち上がってきました。レッドレッグは妙に好奇心旺盛な気がします。
闇の子供たち
梁石日(解放出版社 2002年)
フェルトっておもしろい
下田直子(文化出版局 2006年)
基礎体温日記
内田春菊(実業之友社 2002年)
芸術家起業論
村上隆(幻冬社 2006年)
これは餡パンではない
三浦俊彦(河出書房新社 1994年)
コンセプチュアル・アート
トニー・ゴドフリー(岩波書店 2001年)
◇吹田市立図書館(2009年8月24日、31日、9月6日、13日返却)
久しぶりにヤエヤマが4匹とも出てきていました。長い間潜ったままだったメスは、随分太くなり、色が明るくなっています(写真左の半分潜っているほうがメスです)。
ケニアDはまた卵がいくつか地表に出ていました。また殻のみの卵もあります。やはりもう孵り始めていると考えて良いと思います。
レッドレッグ+バルバドスケースの水入れは、バルバドスベビー溺死防止のため、先週から置くのをやめました。代わりの水分補給用に、キュウリを多めに入れています。バルバドスはベビーもアダルトもキュウリは好きなようです。
最近、よくバルバドスの交尾を目にしています。また殖えるかもしれません。
◇リカさん
レッドレッグBメスケースもベビーがよく出歩くようになりました。こちらもそろそろ餌が減ってきているのかもしれませんが、卵塊があるので土交換が出来ません。ひとまず歩いているベビー5匹をAメスケースに引っ越しさせました。Aメスケースは土替えをしてから、アダルトも潜ることが増え、キュウリを前程食べなくなりました。熱帯魚用フレークとらんちゅう用の餌は相変わらずよく食べています。
ケニアDの夫婦(推定)は今日も仲が良さそうです。このまま一緒にしておいて良いものか迷います。
ケニアEの地表の2匹が手にのぼってきたので、性別を確認するとどちらもオスでした。最近潜りっぱなしの3匹のなかにメスがいるとすると、こちらも産卵の可能性があるかもしれません。
レッドレッグAメスと同居中のベビーが、地表によく出るようになってきました。餌が少なくなってきたのかもしれません。1匹表面の具合が良くないベビーもいます(写真上左の右。一緒に写っているベビーと比べると、細く痩せているように見えますが、この次の脱皮で同じ程度になります(初期のベビーは細長いので、この程度が標準です))。このケースには見落とすサイズのベビーはいないはずので、土の交換をすることにしました。
ケースをひっくり返すと、小さな糞がザラザラと出てきました。ベビーは25匹いたはずですが、20匹に減っています。死骸は見当たりません。大量に発生しているトビムシが分解した可能性もあります。脱皮前らしいベビーは3匹いました。幸い直前直後ではないようだったので、これで脱皮を失敗する心配はないと思います。アダルトは7匹とも元気です。トビムシは地中まで大発生していて、軽く1,000匹はいたと思います。トビムシの引っ越しまでは無理なので、申し訳ありませんが捨てさせてもらいました。何匹かヤスデにくっついて引っ越したようなので、またすぐに殖えると思います。ひとまず新居の住人は1,005匹ほど減りました。
レッドレッグAオスケースを見ると、レッドレッグの脚の中にバルバドスがすっぽり入ってもがいています(写真上右)。面白いのでしばらく眺めていると、自力で脱出しました。
続いてケニアの食事交換をするため、まずD ケースを取り出してキュウリを入れていると、白いものが目に入りました。卵です。驚いてさらによく見ると、6粒見付かりました。親の時と同じく、むき出しです。卵塊もあるのではないかと探したところ、ひとつそれらしいものがあったので、軽く押さえると、これも親のときと同じく、簡単に割れて卵が出てきました。レッドレッグと違って、ケニア(タンザニア)は卵塊作りが下手なようです。
卵のうち1つは、殻だけになっていました。もう孵化をしたベビーが地中にいるかもしれません。残りの卵5粒と卵塊に入っていた1粒、計6粒の卵は、ひとまずカップに移動しました。親のときとレッドレッグの経験上、地表に出てしまっている卵以外は、親と同居で問題ないと思います。
親は地表にいる二匹の可能性が高いです(写真下右。手前にいるのはシロです)。成虫になったのも交尾をしていたのも卵塊を作っていたのも、全然気付いていませんでした。このところの食欲がすごかったのはこれで納得しました。早く孵化した組と考えると、孵化から約1年8〜9ヶ月で産卵可能なことになります。タンザニアの繁殖は難しいイメージがあったのですが(以前タンザニアはなかなか繁殖しませんでした)、今回は何が良かったのでしょう。
プリザーブドフラワー
布で作る花
(ブティック社 2009年)
きょうの料理ビギナーズ 09年3月号
(NHK出版 2009年)
ハッピーリース
(文化出版局 1997年)
◇吹田市立図書館(2009年8月17日、9月6日返却)
ヤエヤマのケースを開けると、フタと本体の間に挟んだ新聞紙の「上」に糞がいくつかありました。驚いてよく見ると、角にちょうどヤエヤマの胴くらいの穴があいています。ここから新聞紙の上にあがって過ごした後、また下に降りたようです。昨晩、新聞を歩いているような音がしていると思ってはいたのですが、天井に(逆さに)くっついて歩いているのだろうと思って特に気にしていませんでした。ヤエヤマも想像以上に活発です。
最近ケニアは地表でまるまっているところもよく見るようになりました。時々身繕いもしていますし、やたらとジタバタ動いていた時期から、少し落ち着いてきたようです。
またバルバドスベビーが水入れに入っていました。今回は残っていた少量の水のそばにいて、かなり小さなベビーなので状態がよく分かりませんが、もう死んでしまっているようにも見えます。一応取り出して餌皿の下の空間に置いておきました(お皿の下は居心地が良いようで、必ず何匹かいます)。それにしても、なぜわざわざこんなところにのぼって入るのか不思議です。
レッドレッグは親子共にのんびりしています。
ふとケースを見ると、レッドレッグがバルバドス相手に交尾に挑戦していました。とりあえず種類を越えてメスには反応するようです。
レッドレッグとバルバドスを一緒にして大丈夫か心配していたのですが、今のところ仲良くやっているように思います。時々バルバドスがレッドレッグを追いかけて背中にくっついているときがあります。付着物でも食べているのでしょうか。
昨晩トビムシについて調べてみたら、ウィキペディアに「基本的には交接は行わず、雄は土の表面に精包を置き、雌がそれを拾い上げることで受精が行われる。」と書いてありました。トビムシを観察する楽しみが増えました。
いつもの様に、レッドレッグの水入れ(ペットボトルのフタ)に水を注いだ瞬間、底にバルバドスのベビーがいるのに気がつきました。慌てて水を捨ててベビーを手に出すと、じわじわと動き始めました。危うく溺死させるところでした。バルバドスのベビーは案外活動的なので、今後は水を注ぐ前に中をよく確認しようと思います。
先日脱皮していたレッドレッグは、もうかなり落ち着いているようです。今回はあまり殻は食べていません。
食事交換中、レッドレッグがケースのフチを散歩するのは最近恒例になっています。ケニアはこの状態から脱走するので戻さないといけませんが、レッドレッグはぐるぐるまわっているだけなので、自由に歩かせています。指を差し出すとすんなりのぼってくるので、ケースに戻すのも簡単です。お皿からこぼれたフレークフードには、早速トビムシが群がっています。
大阪まで中瀬くんが車で来ていたので、ひごペットまで乗せてもらって、らんちゅうの餌を買いに行きました。とても良い餌だと思うのですが、近所に売っていないのと高価なのが難点です。
園芸家の一年
カレル・チャペック(恒文社 1997年)
カレル・チャペックの愛の手紙
カレル・チャペック(青土社 2006年)
◇吹田市立図書館(2009年8月5日、31日返却)
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