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2008年12月12日 (金)

大人になってました

081212010812120208121203今日も山エノキを入れようと、レッドレッグBのフタを開けると、重なっているベビーが目に入りました。ペアになっているのではと驚いて持ち上げると(レッドレッグはペアになるとオスがずっとメスの上に乗っています)、メスの上にしっかりオスがくっついています。まだまだ子どもだと思っていたので慌てました。レッドレッグは大量に殖えるので、無計画に殖やすと大変なことになりそうです。ひとまずこのペアには離れてもらうことにして、ものすごい力でメスにしがみついているオスを何とか引き剥がしました。
元のケースにオスを戻すと、かなりパニックを起こした様子で丸まってぐるぐると回り始めました(写真下)。急にメスから離されたので、慌ててまた背中に乗ろうとしているようです(つまり自分の背中をメスの背中だと思って登ろうとした結果、ぐるぐる回っているのだと思います)。いつ自分の背中だと気付くのだろうと眺めていたら、5分近くぐるぐる回った後、突然、はっと気が付いて回るのを止め、信じられない速度でケース内を走り回り、ノロノロ潜ろうとしていた別のオスの背中に登り始めました。オスに見えるけどメスなのかもしれないと慌ててつまみ上げて確認すると、やはりオスです。パニックでオスメス自分の区別が付かなくなっているのでしょうか。ひとまずまた引き離して戻すと、また追っかけて、今度は対面型になり交尾をしようと精包も出しています。どうなるのか見ていたら、しばらくしてメスではない(交尾できない)ことに気付いたようで、精包を引っ込めて離れました。
メスからオスを離すのに比べ、オスからオスを離すのは随分簡単でした。メスと違って表面がツルツルだからだと思います。メスがマット質なのはオスが登りやすいように、オスの脚が長いのはメスをしっかりホールドするためのような気がしてきました。
他のメスも掘り起こして別のケースに分けました。Bには5匹のメスがいました。また顔の抜け殻もひとつ見付けました。
多分先日脱皮していたオスがあの脱皮で交尾可能なサイズになったのだと思います。去年の6月に確認されたベビーなので、約1年半で大人になることになります。まだAケースは雌雄一緒にしているのですが、こちらも時間の問題だと思うので、近いうちに分けようと思います。
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ヤスデ:日記(06期・2008.9〜)」カテゴリの記事

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