脱皮
どうやらベビーたちが地表で活動するサイズになってきたようです。ウロウロしている姿を急によく見かけるようになりました。アダルトヤスデロスにならずに済みそうです。
レッドレッグBに、色の薄いベビーが立ち上がっています。珍しくメスかと思い(レッドレッグのメスはオスより色が薄いです。Bケースでは色の濃いベビーばかり見かけていました)、おなかをよく見ると、メスではなく、オスでした。ベビーのうちは色の薄いオスもいるのだなと思ってしばらくして再びケースを見ると、手前でくるんと丸まっています。色も茶色っぽく変わっていて、どうやら脱皮前のようです。オスなのに色が薄かった理由が分かりました。レッドレッグが地表で脱皮体勢になっているのは初めてみました。
他のヤスデに踏まれるといけないので、ケースからカップへ一時避難させてよく見ると、なんとなくおしりの先の色が白っぽくなり、外殻と中身が離れてういている感じです。気になってしばらく見ている間に、ベビーが少しねじるように体を動かし、外殻がういて見える部分がさらに増えました。よく見ると顔と頭の間が開いて、そこから新しい頭が出てきています。その後は、ほんの少し体をねじるようにじわじわと動き、その度に少しずつ外殻が浮き、脚の付け根と体の部分に亀裂が入り、新しい脚が見えてきました。バリンと頭と背中のあたりが裂けて前にぐぐっと抜け出るのを想像していたのですが、実際は体を前方には5ミリ程度しか動かさず、一時間ほどかけ、とても静かに脱皮は完了しました。同じ姿勢でじっとしている間に、脚は段々伸びて長くなりました。まだ脚は動きません。脱皮直後は色はかなり薄いのかと思っていましたが、多少薄い程度で、触角だけ白いです。
一通り脱げたようなので、外出して約3時間後に帰宅すると、新しい殻のツヤが増していました。触角はまだ白いままで、脚の色はやや薄いです。
(写真の点数の都合で、アップの写真を分けて投稿します)
「ヤスデ:日記(06期・2008.9〜)」カテゴリの記事
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