ぶりくら2007
今年もコブさん夫婦といぬさんとぶりくらに出かけました。ムシの出品はデュビアとコオロギ程度でしたが、コブさんからヤエヤママルヤスデ(以下ヤエヤマ)のベビー(?)5匹、いぬさんからタンザニアレッドレッグブラックミリピード(以下レッドレッグ)のベビー30匹とヒメマルゴキブリ(以下ヒメマル)のベビー2匹、ヤスデTシャツをいただきました。
ヤエヤマはコブさんのところで2年前に生まれたものです。まだ雌雄は判別できません。長さは5センチ程度、重さは5匹で2.75gでした。小さいけれど、しっかりヤスデです。手に乗せて観察していたら、小さな小さな糞をしました。動きが意外と速いのでフラッシュなしでの撮影は難しく、申し訳ないですが、フラッシュをたいて1枚撮影しました(下段中央)。
ヒメマルはいぬさんの職場で殖えたものです。もちろんヤスデではありませんが、ちょっとヤスデに似ているのに惹かれて飼ってみることにしました(という訳で、ヤスデ日記にまとめておきます)。食事はニンジンを好むそうです。メスはダンゴムシのように丸くなることができ、一見ダンゴムシのようですが、脚が六本であることと、触角、頭の雰囲気はやはりゴキブリです。白い脚は何だか間が抜けていて、愛嬌があります。手に乗せると、私の手を少し囓っていました。いただいたのはメス2匹ですが、単為生殖するそうなので、運が良ければ殖えるかもしれません。体重をはかりたかったのですが、まったく指から離れてくれないので諦めました。体長は1匹は7ミリ、1匹は6ミリ程度です。小さい方はやや赤っぽく、片方の触角が折れているようで短いです。
ヤエヤマとヒメマルは生息地が同じ石垣島なので、同居させてみることにしました。ヒメマルは乾燥気味を好むそうなので、湿った部分と乾いた部分を作ってあります。土は、ぬくぬく腐葉マットとヤスデ土少々のブレンドです。壁面を登ることのできるヒメマルの脱走防止に、コバエ防止シートを挟んであります。
新居に移すと、ヤエヤマはあっという間に潜って見えなくなり、ヒメマルは1匹は樹皮の下に隠れ、もう一匹は多湿エリアの壁面にくっついています。いざ新居に移してみると、ヒメマルがどこにいるのか分からなくなるのが時間の問題のような気がしてきました。ヒメマルは小さめのプリンカップで飼う方が良いのかもしれません。悩みますが、とりあえず数日間は同居させてみようと思います。食事はエノキを入れてみました。写真はブログの枚数制限の都合で別に分けてアップします。
レッドレッグはAペアから生まれたものとBペアから生まれたもの各15匹いただきました。いぬさんが5月に購入した2ペアから6月に生まれたものです。AとBを別々のケースで飼育しようと思いますが、どのケースにするかなかなか決められず、まだプリンカップのままです。引っ越し(と撮影)は明日にすることにして、今日は霧吹きだけしておきました。
今月に入って気温が下がり、急に冬が近付いてきた感じがします。ケースが増えて去年の温室に入りそうにないので、何か考えないといけません。
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コメント
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ヤエヤマさんはヤスデにしては足が早いでしょ?夜はきっと表に出てきますよ。キュウリの薄切りと人参スライスが好物で他のヤスデより寒さには強いと思います。
ヒメマルさん、殖えたらお裾分けお願いしますね~(図々しい)。
投稿: コブ | 2007年10月16日 (火) 22時27分
かわいい子供たちをありがとうございました!
そうそう、足が早くて全然写真が撮れませんでした。
石垣島チームは人参好きなんですね。
ヒメマルさん、もちろん!殖えてくれるといいな〜(すでに行方知れず…)
投稿: 池 | 2007年10月17日 (水) 14時12分